赤湯温泉公衆浴場の詳細情報と泉質・効能について

赤湯温泉の由来

赤湯温泉の由来については諸説があります。
平安時代の後期、八幡太郎義家の弟義綱が傷を負った兵士を湯に入れて治したという寛治7年(1093年)の説や、鎌倉時代初期の説、正和元年(1312年)の説などがあります。
古い歴史をもつ赤湯温泉は浴用に、飲用に、効き目あらたかなご霊泉として今に語り伝えられています。

源泉

森の山源泉

泉質/含硫黄ナトリウム・カルシウム塩化物温泉
効能/きりきず・糖尿病・高血圧症・やけど・神経痛・美肌作用

湯川原源泉

泉質/ナトリウムー塩化物温泉
効能/神経痛・関節リウマチ・腰痛症・冷え性・疲労回復・健康増進

今も変わらない温もりの3つの温泉浴場

烏帽子の湯

特徴

湯こっとができるまでは公衆浴場の中で最も多くの利用者がありました。
烏帽子の形をした湯舟が特徴です。

項目 内容
住所 赤湯356-2
営業時間 6:00~11:30
14:00~21:30
点検調整・清掃時間 11:30~14:00
定休日 金曜日
入湯料 大人1回券/120円
小学生以下/100円
3歳未満/無料
回数券(10回)/1,000円
駐車場 第1駐車場/13台
(軽専用含む)
第2駐車場/3台
駐車場マップ
シャンプー・石鹸 なし
ドライヤー 有料
個室休憩室 なし
使用源泉 湯川原源泉

※入浴受付時間は昼清掃休憩開始及び営業時間終了の30分前です。

赤湯元湯

特徴

「大湯」と「丹波湯」を一つにし平成20年10月にオープンした公衆浴場です。
赤湯温泉観光センター「ゆーなびからころ館」に隣接しています。

項目 内容
住所 赤湯754-2
営業時間 8:00~14:00
15:00~21:30
点検調整・清掃時間 14:00~15:00
定休日 水曜日
入湯料 大人1回券/240円
小学生以下/100円
3歳未満/無料
回数券(10回)/2,000円
駐車場 第1駐車場/6台
第2駐車場/6台
(軽専用含む)
第3駐車場/4台
駐車場マップ
シャンプー・石鹸 なし
ドライヤー 有料
個室休憩室 なし(併設からころ館に有)
使用源泉 森の山源泉・湯川原源泉

※入浴受付時間は昼清掃休憩開始及び営業時間終了の30分前です。

赤湯温泉 湯こっと

特徴

「とわの湯」「あずま湯」「老人いこいの家」を統合し令和4年6月にオープンした公衆浴場です。
赤湯温泉の魅力を存分に味わえる源泉かけ流しの大浴場と赤湯の公衆浴場唯一の露天風呂が魅力。
障がいのある方や介護が必要な方にも楽しんでいただけるバリアフリー浴室も設置しています。
閉業した「老人いこいの家」機能として休憩室(有料)も設置しています。

項目 内容
住所 赤湯3004-1
営業時間 6:00~22:00
点検調整・清掃時間 なし
定休日 火曜日
※火曜祝日の場合は木曜
入湯料 大人1回券/300円
小学生以下/100円
3歳未満/無料
回数券(10回)/2,000円
バリアフリー浴室
※インターネット予約可
・大人80分以内/800円
・大人60分以内/600円
・子ども80分以内/400円
・子ども60分以内/300円
駐車場 第1駐車場/60台
第2駐車場/11台
駐車場マップ
シャンプー・石鹸 なし
ドライヤー 無料
個室休憩室 有料/1室1時間あたり
・市内65歳以上/400円
・市外65歳以上/600円
・65歳未満の方/800円
※インターネット予約可
※1回の利用は4時間以内
※1室の定員6人以内
※人数の多い区分の料金採用
使用源泉 森の山源泉
公式HP https://yukotto-akayu.com/

※入浴受付時間は営業時間終了の30分前です。

足湯

あっこぽっぽ湯

特徴

森の山源泉の脇に飲泉所と足湯があります。

項目 内容
住所 赤湯482-2
利用時間 0:00~24:00
定休日 無休
入湯料 無料
駐車場 4台
使用源泉 森の山源泉

深夜のご利用は近隣への騒音防止のため節度をもって静かにお願いします。
※冬期間は雪のため閉鎖となる場合があります。

さきわいの湯

特徴

元湯併設の赤湯温泉観光センターゆーなびからころ館脇にあります。

項目 内容
住所 赤湯754-2
利用時間 0:00~24:00
定休日 無休
入湯料 無料
駐車場 なし
使用源泉 森の山源泉

深夜のご利用は近隣への騒音防止のため節度をもって静かにお願いします。
※冬期間は雪のため閉鎖となる場合があります。

閉湯した公衆浴場

丹波湯(平成20年9月30日閉湯)

特徴

天正年間(1573~1591年)村の長で石岡丹波の宅のほとりから出た温泉からその名が付けられました。
温泉街の中央にあって小判の形をした風呂が特徴です。

大湯(平成20年10月6日閉湯)

特徴

浴場の中で最も古い歴史を持ち、鎌倉時代正和元年(1312年)弘法大師によって開かれた温泉です。
規模は小さいけれどあったまりの湯です。

とわの湯(令和4年5月16日閉湯)

特徴

かつては最も大きな浴場で、この湯の源泉を各施設へ分湯していました。
この名は町民から募集したもので、昭和十八(とわ)年にできたところから付けたものです。

あずま湯(令和4年5月16日閉湯)

特徴

当時、国道13号線バイパスが開通する頃、田んぼの真ん中に建てられたもので、眺めは最高。
吾妻山が真正面に見えたことから、この名が付けられました。

公衆浴場の歴史をたどる

主なできごと【当時の入湯料】
平安時代 寛治7年(1093年)源義家公が赤湯温泉を発見
鎌倉時代 正和元年(1312年)米与惣右衛門氏が「大湯」を発見
桃山期 天正年間(1573年~)境主殿助氏が「丹波湯」を発見
江戸初期 馬市が開かれ赤湯温泉が繁盛する。
米沢藩上杉家が赤湯御殿(現在の御殿守)を造営。併設の「大湯」には藩主とその家族が入浴する御殿の湯(御留湯)と、近隣の宿からくる浴客に開放された上湯・下湯があった
江戸中期 享保7年(1722年)長左エ門氏が「甘湯」を発見。
天明4年(1784年)斎藤次郎右エ門氏が「森ノ湯」を発見。
当時の湯は共同浴場であり、4か所の浴室の周囲に素泊まりの宿があるという形態
【江戸末:大湯/24文】
明治前期 明治新政府により土地所有権が明確化されたことで、個人所有の地に湧出する温泉の所有権が土地所有者に属するのか、公有のものとして自治体のものとなるか論争に
【明治2年:大湯/36文】
【明治3年:大湯/100文】
明治中期~末期 内湯を設けた新しい型の温泉旅館が誕生しその後も増加。
湯量の減少に悩み各旅館が次々に掘削を行って乱掘競争が見られるようになる
大正期 「甘湯」、「丹波湯」改築。
源泉乱掘による湯量の減少などの問題が深刻化。県令をもって温泉掘削を禁止する。
自然湧出からポンプ揚湯へ
昭和18 「とわの湯」開業
「大湯」、「丹波湯」、「甘湯」とあわせて4浴場に
昭和22 【10~20銭】
昭和23 「丹波湯」改築、「甘湯」廃止
再び3浴場に
【30銭】
昭和24 森の山源泉掘削
昭和25
旅館12軒3浴場への引湯工事完了
【50銭】
昭和28
温泉統合、温泉の集中管理
源泉が統一され、以後湯量も安定
昭和29 「大湯」新築移設
昭和30 【1円】
昭和35 「烏帽子の湯」開業、4浴場に
烏帽子の湯は入湯料6円とし洗髪料(別料金)を設定
【1~6円】
昭和37
残る3浴場でも洗髪料(別料金)を設定
【2~6円】
昭和38 「丹波湯」移転改築
【4~6円】
昭和41 「あずま湯」開業、5浴場に
洗髪料を8円に統一
【5~10円】
昭和45 「とわの湯」改築
昭和48 森の山第二源泉掘削
【10~15円】
昭和50 「大湯」改築
洗髪料廃止
昭和51
浴場料金統一
【20円】
昭和52 【30円】
昭和58 「烏帽子の湯」改装
「あずま湯」貯湯槽新設
温泉飲泉所新設
【40円】
昭和60 「あずま湯」貯湯槽新設
昭和63 【50円】
平成2 温泉飲泉所新設
平成4 【70円】
平成7 【100円】
平成15 飲泉所脇に足湯「あっこポッポ湯」設置
平成20 「赤湯元湯」開業
「大湯」「丹波湯」廃止、4浴場に
【100~200円】
平成26 湯川原源泉掘削
令和4 3月「烏帽子の湯」改装
5月「あずま湯」「とわの湯」廃止
6月「湯こっと」オープン
【120~300円】
《参考資料》
・赤湯町史
・南陽市史下巻(近・現代)
・南陽市史民族編(南陽のくらしと文化)
・南陽市史編集資料第24号「明治以降の赤湯温泉資料ー臨雲亭記ー」

東講商人鑑 出羽国置賜郡 米沢赤湯の図(安政2年)

諸国温泉功能鑑 (江戸時代 墨屋小兵衛版)

公衆浴場の昭和の風景





 

公衆浴場に係る問合先

赤湯財産区温泉事務所(電話:0238-49-7350)