(一社)山形県産業資源循環協会と「非常災害時における災害廃棄物の処理等に関する協定」を締結しました。
南陽市では、令和7年3月4日に一般社団法人山形県産業資源循環協会と「非常災害時における廃棄物の処理等に関する協定」を締結しました。近年、全国各地で多発している台風や線状降水帯による大雨等に伴う浸水被害でも大量の災害廃棄物が発生するため、豪雨災害への備えも重要となっております。
このような中、大規模災害などの有事に伴う災害廃棄物については、公衆衛生の確保や生活環境の保全、伝染病予防の観点から、迅速かつ適正に処理できる体制整備が強く求められます。
今回の協定締結により災害時に大量発生する廃棄物を迅速かつ円滑に、撤去・収集・運搬・処分を行うことができるようになり、市が進めている災害対策強化や、市民の皆様の安全、安心に繋がります。
締結式の中で、白岩市長からは「災害が発生した際、一日でも早く市民の方々の生活を取り戻すためには、災害廃棄物への対応がとても重要であると認識している。この度の災害協定締結により災害廃棄物への迅速な処理体制が強化されることで被災した住民の不安と負担の軽減になるものと確信している。」とご挨拶がありました。
また、山形県産業資源循環協会の鈴木会長からは「山形県においても近年は災害が身近になってきた。災害が起きないことが第一ではあるが、もしもの時には迅速な対応で南陽市民の皆様がお困りにならないよう、南陽市と協力して対応させていただきたい。」とご挨拶がありました。
南陽市では、引続き大規模災害に備え、関係機関と協力し、災害に「強くてしなやかなまち・住みよいまちづくり」に取組んでまいります。
(更新日:令和7年3月4日)